本・コミックエッセイ

2023年11月07日

『花咲くいろは』と夢二

ダンナは富山マラソンで土曜日から富山。私は日曜日に家を出て、金沢郊外の温泉へ。そこで合流。

金沢の奥座敷と言われるお宿8つの小さな温泉・湯涌温泉。

静かな山あいの温泉で最初に私を迎えてくれたのはこの子。


バス停にいました

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他にも看板があるところを見るとアニメとタイアップの匂いがする…
で調べてみると11〜12年前のアニメ『花咲くいろは』の舞台になったところだった!


お宿に置いてありました

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架空の温泉ではあるものの、主人公が住み込みで働く温泉のモデルがここ湯涌温泉。
なんとアニメの"ぼんぼり祭り"がこの温泉で実際に行われるようになったそう。


謎解きウォークも
これが『花咲くいろは』と関係あるかはわからず(汗)

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看板の女の子の"宝探し"と"謎解きウォーク"をやってるから若者たちがけっこういたのね。

でもここはこのアニメが有名なだけではない。
竹久夢二が恋人・彦乃と逗留し、もっとも幸せな時間を過ごした場所とも言われている。

金沢湯涌夢二館は、夢二の一生がよくわかる小さな美術館。
夢二と言われて想像するあの美人画はあまりなかったけれど、企画展で子ども向けの絵をたくさん描いていたことを知ったり、なかなかよい美術館でした。


企画展のポスター

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夢二館で買った手ぬぐい
飾ったらまたアップしますね

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お宿は夢二たちが泊まった宿(たまたまね)
古いけれど清潔感があって、さりげない飾りがいい感じ。
お湯は匂いも色もなくさらっとしていて、なんだかすごく気持ちいい。


お着き菓子は旅館特製の柚子もなかとお抹茶

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そしてとっても心に沁みる町並み

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紅葉はまだこのくらい

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日本シリーズ最終戦だったけれどテレビもつけず、静かにゆったり過ごした旅でした。

最後はいつものようにおかえりのなぎテンで旅は終わる。


おかえり!待ってたよ!

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やっと帰ってきた…待ってたわ

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2023年11月04日

旅のお供は酒井順子さん

酒井順子さんのエッセイが大好き。
ダンナも好きなので、我が家には酒井さんの本が何冊も本棚に並んでいる。

これは一部

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酒井さんは『負け犬の遠吠え』で賞を受賞し"負け犬"が流行語トップテンに入ったりしたので、ご存知の方も多いんじゃないかな。

電車での移動や旅のお供に最適な面白さと軽妙さ。
でも気をつけなくてはいけない。周りに人がいるにもかかわらず、私は何度電車の中で吹き出してしまったことだろう。

先日も近くの公園でハンモックに乗りながら酒井さんの本を読んでいたら、思わず声を出して笑ってしまい、そのまま笑いが止まらなくなった。
"人もまばらな広い公園で、ハンモックに乗ったおばさんがひとりで笑っている"というシュールな光景…恥ずかしいけど、なんだかうれしい(笑)

私は土地も本も、何度でも同じものを楽しみたい・楽しめるリピーター派。
ハンモックで笑いが止まらなくなった本だって前にも読んでいるんだよね。

近々ちょっと旅をする予定なので、3冊ほどカバンに入れていく予定。旅も楽しみだけれど、こちらもとっても楽しみ。
さあ、どれを持って行こうかなぁ。


テン「ねえねえ、なぎちゃん」
なぎ「なぁに?」
テン「飼い主さん旅行行くみたいだよ」

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2023年04月27日

山本文緒さん『無人島のふたり』

山本文緒さんの『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』(新潮社)を読んだ。
山本さんは『恋愛中毒』『プラナリア』『自転しながら公転する』などの作品がある人気作家さん、ひとつ年上。

以前NHK「あさイチ」に出演されたときのことをブログに書いた。
そのときのブログはこちら↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/8184748.html

いつか作品を読もうと思っていたのに、最後の作品から読むことになってしまった…

山本さんはこの番組に出演した直後から体調の異変を感じ始め、最初は胃が悪いということでその治療をしていたが、精密検査ですい臓癌がみつかる。ステージ4b、転移もあった。
余命は4ヶ月〜半年、治療をしても数ヶ月延びるだけという宣告を受ける。
彼女は抗がん剤治療に耐えられず、緩和ケアを選択。
それから亡くなるまでの約5ヶ月間の闘病日記がこの本だ。

突然の余命宣告に戸惑い、泣き、それでも体調のいい時には「本当に私、もうすぐ死ぬの?」と考える山本さん。

素直なひとりの女性として言葉に心が揺さぶられて、寝る前に読んでいた私は目が覚めるたびに内容を思い出し、寝不足になった。

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この本を読んで、私はエンディングノートの内容をまた見直そうと思った。
私のエンディングノートは"してほしくないこと"を伝えることから始まった。でも、もっと伝えたいこともあると思ったのだ。
エンディングノートについてはこちらのブログ↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/21968010.html

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かなり前のことになるのだが、私は脳死したらさっさと臓器移植をしていいと意思表示していた。
でも柳田邦男さんの『犠牲(サクリファイス) わが息子・脳死の11日』を読んで、「死は本人だけのものだろうか」という迷いから意思表示カードを持たない時期があった。
私に大きな影響を与えた本。

『無人島のふたり』も私に強くなにかを伝えてくれている。
それはなにか?今追求する気はない。少しずつ、じわりじわりと心にしみていけばいい。

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2023年02月20日

『明日も一日なぎテンを見てる』

今日2回目のブログ、おじゃまします。


パクリです。完全にパクリです、この題名(笑)

角田光代さんの『明日も一日きみを見てる』(KADOKAWA)を読んだ。
我が家が猫を飼うようになったきっかけのひとつは角田さんちのトト。
猫を飼うきっかけについてはこちらのブログ↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/6418198.html
『明日も〜』はこの続編だ。

一軒家に引っ越した角田さん夫婦とトト。
脱走や庭にやってくる他の猫や生き物との遭遇など、今まで経験したことがない事件も起こる。
けれど猫を飼っている人なら「あるある」と思うエピソードがたくさん。
姿が見えなくなって慌てたり、病気かもと涙ぐんだり…本を読みながら擬似体験しているようだ。

角田さんは言う。
「どうか明日も一年後も、今日とおんなじであってほしい。(中略)昨日と同じ今日、今日と同じ明日をくり返していきたい。それこそが幸福だと思うようになった。」
トトは13歳、人間なら70歳近い。なぎはまだ2歳、テンちゃんは1歳。
それでも想いは一緒。

猫との静かな日常の繰り返しが、ずっとずっと続きますように。


トトちゃんは生ハムを盗み食いしたんだよ!

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トトちゃんは今まで見たことなかった虫に叫び声をあげるんだよ!

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tsukko0613 at 18:30|PermalinkComments(2)

2022年12月20日

直木賞発表までに読む

読書家ではない。でも本は好き。

いろんな作家さんの作品をどんどん読むというより、作家さんの文体を楽しむのが好きなので、同じ作品を何度でも読む。
宮尾登美子さん、三浦哲郎さんが大好きだ。

でも息子から本をもらったり借りたりして、最近の本も読むように。

4年半前になったメニエール病の最初のめまいは、辻村深月さんの『かがみの孤城』を読んでいるときに起きた。それ以来本が読めなくなっていたけれど、昨年から少しずつ、そして今年後半からは普通に読めるようになってきた。
でものめり込みやすいので、寝る前に一章と決めて少しずつね。

ブログで知り合った方の中に、本好きの方がいる。本好きというレベルを大きく超えている。その方、今"本の森"を散策中。
その森の草陰や木のうろの中から、素敵な本を見つけて紹介してくれる。

その1冊が凪良ゆうさん『汝、星のごとく』
この作品、先日発表された直木賞候補にもなった。なんとか来月中旬の発表までに読みたいところ。

本屋さんで手にしたとき、カバーがきれい!って思った。紙が輝いていて、天窓の下で写真を撮ろうとしたら青空がカバーに映ってしまったくらい。
装丁のいい本って素敵だよね。『かがみの孤城』も素晴らしい。


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今夜から読み始めよう。早く寝る時間にならないかなぁ。


おひさまがまぶしいなぁ

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飼い主さん、何してるの?
なんか生意気なポーズ(笑)

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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tsukko0613 at 08:30|PermalinkComments(4)