強い姉とおとなしい弟寝ることには寛大

2023年04月27日

山本文緒さん『無人島のふたり』

山本文緒さんの『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』(新潮社)を読んだ。
山本さんは『恋愛中毒』『プラナリア』『自転しながら公転する』などの作品がある人気作家さん、ひとつ年上。

以前NHK「あさイチ」に出演されたときのことをブログに書いた。
そのときのブログはこちら↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/8184748.html

いつか作品を読もうと思っていたのに、最後の作品から読むことになってしまった…

山本さんはこの番組に出演した直後から体調の異変を感じ始め、最初は胃が悪いということでその治療をしていたが、精密検査ですい臓癌がみつかる。ステージ4b、転移もあった。
余命は4ヶ月〜半年、治療をしても数ヶ月延びるだけという宣告を受ける。
彼女は抗がん剤治療に耐えられず、緩和ケアを選択。
それから亡くなるまでの約5ヶ月間の闘病日記がこの本だ。

突然の余命宣告に戸惑い、泣き、それでも体調のいい時には「本当に私、もうすぐ死ぬの?」と考える山本さん。

素直なひとりの女性として言葉に心が揺さぶられて、寝る前に読んでいた私は目が覚めるたびに内容を思い出し、寝不足になった。

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この本を読んで、私はエンディングノートの内容をまた見直そうと思った。
私のエンディングノートは"してほしくないこと"を伝えることから始まった。でも、もっと伝えたいこともあると思ったのだ。
エンディングノートについてはこちらのブログ↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/21968010.html

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かなり前のことになるのだが、私は脳死したらさっさと臓器移植をしていいと意思表示していた。
でも柳田邦男さんの『犠牲(サクリファイス) わが息子・脳死の11日』を読んで、「死は本人だけのものだろうか」という迷いから意思表示カードを持たない時期があった。
私に大きな影響を与えた本。

『無人島のふたり』も私に強くなにかを伝えてくれている。
それはなにか?今追求する気はない。少しずつ、じわりじわりと心にしみていけばいい。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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