本・コミックエッセイ

2025年02月12日

本は遊び

私の子どもたちは本好きだ。それが高じて息子は本に関わる仕事をしている。

息子が3ヶ月のころから絵本の読み聞かせを始めた。字が読めるようになってもたくさん読んであげた。
寝る前の読み聞かせの時間は私にとっても至福の時間、小学校高学年まで続いた。もちろんそのころは絵本ではなく、児童文学。

息子が小さいころ「〇〇くん、本好きでいいわね」とママ友たちによく言われたな。
でも私は本がすごいものだなんて思っていない。本は遊びのツールのひとつ。ままごと、サッカー、友だちとの追いかけっこ…本はそれらと並列。


ちょっとブレイク
久しぶりにケージで遊んでるよ

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息子からラインがきた。仕事関係のアンケートで"子供のころに読んだ大好きな(トラウマ)本"と"本好きになったきっかけ本"を書くことがあったそう。
「なんと書いたでしょう?難しいよ」
少し考えて"本好きになったきっかけの本"の答えを打つ。
「すごすぎる!」
彼はいろいろ迷ったらしいけれど、私はピンッときたんだよ。

"大好きな本"は、小学生に大人気の本を書こうかなぁと思っていると「母さんも好きなはず」というヒント。
私も好きならあれしかない!!息子と何度も読んで、読むたびにふたり笑い転げていた本。
「すごいねぇ、さすが母だ」

一緒にいっぱい読んで、たくさん遊んだからね。そう、本は私と息子の遊びのツール。彼の1番好きだった遊びが本を読むということだったんだろう。

ちなみに私は本よりも、ポコペンやだるまさんがころんだみたいな外遊びが大好きなおてんばなちびっ子だったよ。


脱力な感じがいいね

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2025年01月19日

「ほんま大賞」おめでとう!

ブログネタ「【公式】オススメの本を募集!」に参加しています。



「ほんま大賞」という賞をご存知でしょうか?
佐賀に住む書店員・本間悠(ほんまはるか)さんが、個人的に年間で一番おもしろかった作品を選出し『ほんま大賞』として発表しているもの。私は教えてもらうまで知りませんでしたが、本好きの間では知られた賞のようです。

彼女のオススメ本は重版される!と言われるくらい影響力を持っているカリスマ書店員の本間さん。現在は、直木賞作家の今村翔吾さんがオーナーを務める"佐賀之書店"で店長をされています。

昨日発表された第7回「ほんま大賞」に、以前紹介した『月花美人』(滝沢志郎著KADOKAWA)が選ばれました!!
おめでとうございます!

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『月花美人』についてのブログはこちら↓
https://tsukko0613.livedoor.blog/archives/29143407.html

これをきっかけに、たくさんの人に読んでもらえるとうれしいです。いい本でも、チャンスがなくて埋もれてしまう本がたくさんありますからね。

佐賀之書店には特設コーナーが作られ、本間さん手作りの大きなPOPが1年間展示されるそう。動画を見ると佐賀之書店で販売される『月花美人』の帯は"ほんま大賞"のものにつけ替えてあります(笑)

ちょっと調べたら「飯田賞」「山中賞」など書店員さんが自分の名前で作った賞がいくつかあるようです。
こういったものをきっかけに本がもっと身近になるといいなぁ。

本屋さんで『月花美人』を見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。


少し前に撮った写真
全然関係ないけど(笑)
可愛いからいいよね!


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2024年08月16日

『月花美人』を読む

ひと味違った時代小説『月花美人』(滝沢志郎著・KADOKAWA)を読んだ。
この小説、何がひと味違うかというと真正面から女性の"生理"を扱っているのだ。


装画がきれい

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菜澄藩の郷士・鞘音が姪の初潮をきっかけに、傷の治療用に作っていた〈サヤネ紙〉を生理用品の〈月花美人〉へと改良していく…その過程を軸に、それに関わる人々の心情や苦悩が描かれている。

正直初めは「漏れる」「蒸れる」「ズレる」のような言葉に戸惑ってしまった(汗)なかなか言わないし書かないし読まないよね。
でも、まるで花王かユニ・チャームの開発会議のような内容と彼らの真剣さにだんだん引き込まれていった。
改良の過程は真剣さゆえに滑稽なところもあって…鞘音自身がそれの付け心地を試していて落としてしまったり(笑)

"女性の下(しも)に関わる穢らわしい物"を広めようとしたため藩を揺るがすことになるのだが、このあたりは時代小説らしい展開。
いろいろな角度から楽しめ考えさせられる点でも、ひと味違った時代小説になっている。

"女人禁制"とか"生理のときは穢れているから鳥居をくぐらない"とかを当たり前のように受け入れてきた私たち世代。
今だって生理は隠さなくてはいけないものだし、大差はないのかもしれないね。
「これは恥ずべき仕事にあらず」
鞘音の言葉に、少しだけど未来を見た気がした。


読後感は爽やか
読んでみてね!

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本とは関係ないけど
お父さん飼い主さん、"ほろよい"飲みましたね

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2024年07月29日

我が家の"イッパイアッテナ"

最近、名前を完全に覚えたような気がして、久しぶりに実験してみる。
なぎが赤ちゃんのときの実験はこちらのブログ↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/6512471.html

「ミルク!」とその場で思いついた名前でなぎを呼ぶと、なぎは面倒くさそうにこちらを向いた。
やっぱり気のせいか…
テンちゃんにも試してみる。
「ルドルフ!」テンちゃんも同じ。

あのころとほとんど変わっていないや(汗)

名前を呼ぶと反応するというのは、もちろん本当にわかっている子もいると思うけれど、声のトーンで「あっ!わたしのこと呼んでる」と反応することも多いんじゃないだろうか…となぎテンをかばうような説を考える。


面倒くさい飼い主だなっ

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なぎテンには、いっぱい呼び名がある。"イッパイアッテナ"のような野良猫ではないから、本当の名前からのアレンジがほとんどだけど。

なぎ、なーちゃん、なーこ、なー、なーな、なぎねこ、1号、小さいけど大きいほう、そして私のお気に入りナーニャ(笑)

テン、テンちゃん、テンチキ、ティエンちゃん、テンテン、テンねこ、2号、モジャ、私のお気に入りのティエンティエン!

ちなみにだんなが、ナーニャ・ティエンティエンと呼ぶことはない(笑)

いろんな名前で呼ぶから覚えられないのよ、というご指摘をされそう。でもそんな問題ではないと思う。
それに覚えていなくても全く問題はないので、このまま楽しい呼び方を増やしていこうっと。


ティエンティエンって誰のことですか?

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『ルドルフとイッパイアッテナ』の作者、斉藤洋さんの本が我が家にはいっぱい
3段全部斉藤さん
息子が大好きでした

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2024年07月07日

七帝柔道"観戦"記

以前紹介した本『七帝柔道記II〜立てる我が部ぞ力あり』(増田俊也著・KADOKAWA)
紹介したブログはこちら↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/27389040.html

旧七帝大(北大、東北大、東大、名古屋大、大阪大、京都大、九州大)で行われるこの柔道は「全国七大学総合体育大会」の中のひとつ。今年は名古屋大学が主管なので、昨日、名古屋市の愛知県武道館へ"リアル七帝柔道"を観戦に行ってきました。


パンフレットに乗る猫

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15人対15人の団体勝ち抜き戦のこの柔道は、寝技中心の柔道。そして審判の「待て」がないのでどんなに膠着状態になってもずっと続き、引き分けか一本勝ちしかない…私たちが知っている柔道とはちょっと違っているのです。

15人を揃えるのは大変なようで、3チームは15人に足りず、入ったばかりの未経験者の1年生がメンバーに入っているところもありました。

しかし、学生スポーツは本当に楽しい!
試合はもちろん、試合前の練習風景や開会式、応援する選手や監督に指示を仰ぐ選手たちの様子にも、胸が熱くなりました。


練習風景

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今は女子もあり、3人対3人の勝ち抜き戦。こちらはもっと人数が揃わず、出場チームは3チーム。その上他大学との合同チームもありますが、こちらも負けずに熱い試合を見せてくれました。
ひいきの選手もできて、応援にも熱がはいります(笑)


男子
寝技です

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女子
こちらも寝技です(笑)

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今日(7日)は準決勝と決勝が行われます。
『七帝柔道記II』の舞台である北海道大学は、今2連覇中。
学生生活の集大成の4年生、先輩たちのためギリギリの状態になっても踏ん張る下級生。
どのチームも悔いのないよう全力を出し切ってくださいね。


写真が地味過ぎる
この写真も地味だけど

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『七帝柔道記II』絶賛発売中

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