ボランティア

2025年01月14日

経験

昨日「意外と言いなりになる猫」」というブログが、編集部の「推し」になりました。ありがとうございます。
たくさんの方に読んでいただけてうれしいです。

          *

発達や心理学の知識がある方に、以前ブログに書いたサークルクラッシャーのAさんのことを話したら、Aさんは発達に特性があるのではないかと言われた。
たしかに…思い当たることがいくつか。もちろんAさんが本当に特性があるかはわからないけれど、"気味"であるのは確かだ。
悩んでいたAさんについてはこちらのブログ↓
https://tsukko0613.livedoor.blog/archives/30525297.html


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アドバイスされたように接してみると、びっくりするぐらいスムーズに事が進む。
半年ぶりに晴れやかな気分で活動することができた。

知っていても、経験していないことは知識でしかない。
発達の特性についてはかなり知識はあるほうだけれど実践はあまり経験したことがなかった。


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人生のどん底を経験した。経験なんてしたくなかった。(詳しく書けないけれどお許しを)
とっても苦しかった。ボロボロにもなった。
でもそこに這いつくばっている間に、私はいろんなものを削ぎ落していた。
正確には、空回りしていた気持ちや言葉を振るい落とさなくては、這い上がることができなかったのだけれど。


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そしていろんな人の力も借りて復活した私は今、なにものにも囚われず、無理していることがないからとても楽に生きている。
母のこととかが面倒でも、きちんと線引きできているから心がかき乱されることはない。

でもね、経験は私を変えてくれたけれどやっぱり無難に生きていきたいよな、これからは。


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2024年12月10日

サークルクラッシャー

以前ブログに書いたボランティアのメンバー・Aさん、その後トラブルが続出(涙)
Aさんについてのブログはこちら↓
https://tsukko0613.livedoor.blog/archives/29218771.html

"謙虚さ"だと思って練習を続けていたけれど、一向に進まず…上達どころか全く覚えることができないまま10月になってしまった。
「これ作るといいよ」「こうすると楽だよ」などアドバイスをするも、全く動かずスルー状態。できないことはしかたがない。でもやろうともしない!
私はブチギレ寸前で頼れるメンバーに長い愚痴をラインした。

その後彼女BさんがAさんのフォローに入り、まさに手取り足取りで指導。「これ作ろうね」「いいね、上手にできたんじゃない?」Bさんは保育士さん、おだてながらやらせるのがお得意(苦笑)


ちょっとブレイク
我が家のクリスマスは手ぬぐいだけ

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そんな様子を少し離れて見ていると、Aさんは勘が悪く、かなり物覚えが悪いことがわかってきた。その上自分で考えたやり方をしたいので、今までの私たちのやり方をことごとく変えていく。
"いくつかの団体で代表をして一目置かれている人"というのは本当らしいが、ここではポンコツ以外の何者でもない。
その上、『返事はしない』『失敗しても知らん顔』たまに口を開けば『慇懃無礼』

そんな彼女にイライラするメンバーと、それでも彼女はすごい人だからと一目置き続けるメンバーと、私たちの間が少しずつギクシャクしていった。

なんとか通してできるようになったのが、本番の2回前の練習日(汗)もちろん、Aさん以外はずっと前に完成している。
ドキドキヘトヘトになっていたAさん以外のメンバーたち。
そこへAさんが空気の読めないラインをぶちこんできた。

気持ちが爆発するメンバー、それでも肩を持つメンバー。
Aさん以外のメンバーの間で、夜遅くまでラインが飛び交った…

意見を戦わせることはしょっちゅうだけど、それはいいものを作るための前向きなもの。でもAさんに関するやり取りは、みんなを混乱させるだけ。こんなことは27年の活動で初めて。

そんなやり取りの中である人が私に送ってきたライン。
「彼女はなんのためにこのグループに入ってきたのでしょう?このままでは彼女にコントロールされて、私たちがバラバラになってしまいます」

"サークルクラッシャー"
この言葉が思い浮かんだ。
まずい!クラッシュされるぞ!


おそろしい…

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この間の本番でもAさんはやらかしてくれた。
数十秒前に気づいてくれた人がいたので未然に防げたけれど、そのままだったら今までしたことがないくらいの大きな失敗をするところだった。私たちに失敗させたいのか?と勘繰ってしまうほどの、当たり前のことを"しない"やらかし。

もし「できない」のなら、私たちのグループには向いていないということ。
もうごまかしたりやり過ごしてはいけないところまで来た。
私が守りたいのはこのグループ、この活動。今こそ「NO」と言える人にならなくてはいけない。クラッシュされてたまるもんか!


注"サークルクラッシャー"は狭義では、恋愛トラブルで人間関係を壊す女子に使われるけれど、広義では恋愛に限らず使われるそうです

          *

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2024年08月24日

謙虚さってなに?

".謙虚さ"ってやつに、ちょっと心がやられている。

ボランティアの活動に数年前から参加しているAさん。
彼女は他団体ではリーダーを務め、いろいろな知識をお持ちだ。
でも、私たちのところではすごくひっそりとしていて、何をやるにも受け身。
舞台の組み立ても、みんなで声を掛け合ってやっているのに見ているだけだったり。役をお願いすると、拒みはしないけれど積極的ではなく…


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私は地味にストレスが溜まっていたので、彼女がお休みの日にみんなに話してみた。
「なんか全然やる気が伝わらないんだけど、今度の役が嫌なのかなぁ」
すると何人かの人から「いやそんなことはないよ、能力のある人だもん…彼女謙虚なのよ」

謙虚ってなんなんだ?
みんなでひとつのものを作り上げる活動に、こんな謙虚さって必要なんだろうか?
この活動を始めて丸26年。積極的すぎる人は何人もいたけれど、やる気があまり感じられない人は初めて。


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「お休みの日や大変過ぎるときは代わるから遠慮なく言ってね」と、役が負担にならないように声を掛けたとき、「いつでも代わってもらっていいんですけど」と笑いながら応えたAさん。

こう言うのは聞きたくない。うまいヘタは関係なく、ここはやる気のある人が集まる場所。
謙虚さなんていらないのだよ。
「お願いしますね。でもできるだけがんばります!」私が聞きたかったのは、こんな言葉。

相手に期待してはいけない…わかっているけれど、今回は期待したかった。
ああ、難しい。


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この歳になるとわかりやすいのが一番だ!
と飼い主さんがつぶやいているぞ

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2024年05月30日

過剰反応

ボランティアの影絵の今年度の演目は『うらしまたろう』

メンバーの高齢化と人数不足で、新作を作らなくなって10年弱。
それでも演目が決まったら前と同じように演じるのではなく、必ず台本や人形の動きの見直しをしてリニューアルするようにしている。

今回は特に大幅リニューアル!前回演じたときより2人少なくなっているので、部品を減らし光(照明)を多用することに。
台本は、最後村に戻ったうらしまが家を探すシーンをカットして短くした。


ちょっとブレイク
アイ〜ン!

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昔話には残酷なものもある。例えば、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」は継母が口減しのため子どもを捨てる。
でも私たちは今まで、昔話を今風にアレンジしないよう台本を作ることを心がけてきた。

今回リニューアルした台本をメンバーに読んでもらったところ「子どもが子ガメをいじめるシーン。"いじめていました"じゃなくて、"遊んでいました"のほうがいいんじゃない?」と言う人がいた。
「いやいや、いじめられていた子ガメを助けないと竜宮城に行けないよ」
「でもいじめって使っていいのかな?"棒や石で叩いたりして遊んでいました"は?」
棒や石で叩いたりして遊ぶってなんだよ!それこそイジメだろ!と心でツッコミながら「いじめていた子をうらしまが諭して改心させてるからいいんじゃない?」と、このままいくことになった。
ちなみにこのシーン、前回やったときは、いじめをやめない子どもにお金を渡してやめさせるとなっていたので(ほとんどの本はこうなっている)それはやめることにした。

ここまでではないにしろ、いろんなことを考えてしまうのは事実だ。
「ヘンゼルとグレーテル」は"意地悪な継母""子どもを捨てる""魔女をかまどに突っ込む""継母が亡くなっていたので幸せに暮らす"とつっこみどころが多過ぎて上演する勇気がなく、お蔵入りになった。お菓子の家など、すごくきれいでクオリティーの高い作品だったので残念。

昔話は、冷静に読むと矛盾もたくさんあるし、やまんばや鬼とはいえ殺してしまう場面が多々ある。
それでもそれらはなにかを私たち現代人に教えてくれているはず。
考え方は変わる、反応はしなくてはいけない。でも過剰反応は嫌だ。
葛藤している。


つっぱる

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2024年03月17日

またひとり…

昨日は今年度最後の影絵の公演だった。
今年度は7ヶ所8公演、昨年度まで30分の短縮バージョンだった上演時間も通常の50分バージョンに戻った。
図書館でのお客さんはまだ予約制だけれど、少しずつ人数も増えてきたし。昨日は大人と子ども合わせて45人。
影絵クイズのとき、大きな声で答えを言う子どもたちが可愛かった。


ちょっとブレイク

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昨日の公演で仲間がまたひとり引退した。
彼女は会の創設メンバー。なんと41年!26年の私なんて彼女に比べたらまだまだひよっこだ。
昨年引退したメンバーのブログはこちら↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/21536070.html

後期高齢者の年齢になって、体力や根気ややる気やいろんなことが衰えきたらしい。少し離れたところから来ている彼女は、片道30分の車も不安になってきたそうだ。
たしかにこの数年は、体調を崩すことが何回かあった。

彼女は1番分かり合える存在で、感性が近いのだろう…例えばコンマ何秒の間の取り方・言葉の抑揚など、私がう〜ん?と思っていると彼女が必ず指摘してくれる、そんな感じだった。
だからすごく居心地がよくて、安心して作品を作ることができた。

引き留めたかったけれど「〇〇さんならわかってくれるよね」と言われて、うなづくしかなかった私。

そんな大黒柱のような彼女が去っても、会はまだ続いていく。
次の活動日からは来年度の準備が始まる。


舞台の前で
「Nさん、お疲れさま」
公演の日はみんな目立たない服を着ています

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