影絵
2024年08月24日
謙虚さってなに?
".謙虚さ"ってやつに、ちょっと心がやられている。
ボランティアの活動に数年前から参加しているAさん。
彼女は他団体ではリーダーを務め、いろいろな知識をお持ちだ。
でも、私たちのところではすごくひっそりとしていて、何をやるにも受け身。
舞台の組み立ても、みんなで声を掛け合ってやっているのに見ているだけだったり。役をお願いすると、拒みはしないけれど積極的ではなく…
私は地味にストレスが溜まっていたので、彼女がお休みの日にみんなに話してみた。
「なんか全然やる気が伝わらないんだけど、今度の役が嫌なのかなぁ」
すると何人かの人から「いやそんなことはないよ、能力のある人だもん…彼女謙虚なのよ」
謙虚ってなんなんだ?
みんなでひとつのものを作り上げる活動に、こんな謙虚さって必要なんだろうか?
この活動を始めて丸26年。積極的すぎる人は何人もいたけれど、やる気があまり感じられない人は初めて。
「お休みの日や大変過ぎるときは代わるから遠慮なく言ってね」と、役が負担にならないように声を掛けたとき、「いつでも代わってもらっていいんですけど」と笑いながら応えたAさん。
こう言うのは聞きたくない。うまいヘタは関係なく、ここはやる気のある人が集まる場所。
謙虚さなんていらないのだよ。
「お願いしますね。でもできるだけがんばります!」私が聞きたかったのは、こんな言葉。
相手に期待してはいけない…わかっているけれど、今回は期待したかった。
ああ、難しい。
この歳になるとわかりやすいのが一番だ!
と飼い主さんがつぶやいているぞ
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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ボランティアの活動に数年前から参加しているAさん。
彼女は他団体ではリーダーを務め、いろいろな知識をお持ちだ。
でも、私たちのところではすごくひっそりとしていて、何をやるにも受け身。
舞台の組み立ても、みんなで声を掛け合ってやっているのに見ているだけだったり。役をお願いすると、拒みはしないけれど積極的ではなく…
私は地味にストレスが溜まっていたので、彼女がお休みの日にみんなに話してみた。
「なんか全然やる気が伝わらないんだけど、今度の役が嫌なのかなぁ」
すると何人かの人から「いやそんなことはないよ、能力のある人だもん…彼女謙虚なのよ」
謙虚ってなんなんだ?
みんなでひとつのものを作り上げる活動に、こんな謙虚さって必要なんだろうか?
この活動を始めて丸26年。積極的すぎる人は何人もいたけれど、やる気があまり感じられない人は初めて。
「お休みの日や大変過ぎるときは代わるから遠慮なく言ってね」と、役が負担にならないように声を掛けたとき、「いつでも代わってもらっていいんですけど」と笑いながら応えたAさん。
こう言うのは聞きたくない。うまいヘタは関係なく、ここはやる気のある人が集まる場所。
謙虚さなんていらないのだよ。
「お願いしますね。でもできるだけがんばります!」私が聞きたかったのは、こんな言葉。
相手に期待してはいけない…わかっているけれど、今回は期待したかった。
ああ、難しい。
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tsukko0613 at 08:30|Permalink│Comments(0)
2024年07月10日
本当に邪魔な"じゃま手伝い"!
図書館が2週連続でお休みなので、ボランティアの「影絵」のやりかけの人形を持ち帰って家で作業。
ミシンにも、手ぬぐいのアイロンにも慣れて反応しないなぎテン。
人形作りは久しぶりなので、興味津々やってきた。
体調を崩す前はしょっちゅう持ち帰って作業していたけれど、こんを詰めると頭がクラクラするようになって家ではやらなくなった。
けれど今回は休み明けから練習がしたいのでがんばってお持ち帰り。
作業をじゃますることを、我が家では"じゃま手伝い"と言う。今までにも何度か登場しているこの"じゃま手伝い"
今回はけっこう邪魔な"じゃま手伝い"をしてくるな。
なぎ「これはなに?」
飼い主「"やきいもグーチーパー"の歌に使う焼き芋だよ」
なぎ「焼き芋に手があるの?」
飼い主「可愛いでしょ?」
なぎ「焼き芋に足もあるの?」
飼い主(少しイライラ)「そうだよ」
なぎ「お芋さん、可愛い!」
飼い主「………(どいてくれ!)」
小さく切り取ったセロファンの硬いの(ポリカラーと言います)をさっとくわえるなぎ。飲み込んだら大変!口から引き抜く。
ポリカラーを貼りたいのに、上に乗っかって動いてくれない。
ポリカラーをカバーする薄い透明のカバーの上にガシガシと乗るなぎテン。あーん、折れちゃうよぉ!じゃま、邪魔、本当にじゃま!
どっかり乗っかる
焼き芋がつぶされている
なんならくつろいじゃう
テンちゃんの"じゃま手伝い"は、6kgの体重で透明カバーに乗るから折れて跡がつきそう。ガリガリかじるし。
追っ払うので精一杯、写真を取る余裕がなかった(汗)
少し落ち着いたテンちゃん
テン「これ、なんなの?」
飼い主「"どんぐりころころ"のどじょうさんだよ」
小1時間"じゃま手伝い"をして、やっと飽きたふたり。
なぎ「飼い主さん、いつもよりイライラしてたよね?」
テン「うん、ちょっとキレてたよ」
そしてなにもなかったように眠るふたり。
寝てません、ぼくはまだ目を開いています(笑)
こちらは熟睡
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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ミシンにも、手ぬぐいのアイロンにも慣れて反応しないなぎテン。
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けれど今回は休み明けから練習がしたいのでがんばってお持ち帰り。
作業をじゃますることを、我が家では"じゃま手伝い"と言う。今までにも何度か登場しているこの"じゃま手伝い"
今回はけっこう邪魔な"じゃま手伝い"をしてくるな。
なぎ「これはなに?」
飼い主「"やきいもグーチーパー"の歌に使う焼き芋だよ」
なぎ「焼き芋に手があるの?」
飼い主「可愛いでしょ?」
なぎ「焼き芋に足もあるの?」
飼い主(少しイライラ)「そうだよ」
なぎ「お芋さん、可愛い!」
飼い主「………(どいてくれ!)」
小さく切り取ったセロファンの硬いの(ポリカラーと言います)をさっとくわえるなぎ。飲み込んだら大変!口から引き抜く。
ポリカラーを貼りたいのに、上に乗っかって動いてくれない。
ポリカラーをカバーする薄い透明のカバーの上にガシガシと乗るなぎテン。あーん、折れちゃうよぉ!じゃま、邪魔、本当にじゃま!
どっかり乗っかる
焼き芋がつぶされている
なんならくつろいじゃう
テンちゃんの"じゃま手伝い"は、6kgの体重で透明カバーに乗るから折れて跡がつきそう。ガリガリかじるし。
追っ払うので精一杯、写真を取る余裕がなかった(汗)
少し落ち着いたテンちゃん
テン「これ、なんなの?」
飼い主「"どんぐりころころ"のどじょうさんだよ」
小1時間"じゃま手伝い"をして、やっと飽きたふたり。
なぎ「飼い主さん、いつもよりイライラしてたよね?」
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tsukko0613 at 08:30|Permalink│Comments(0)
2024年05月30日
過剰反応
ボランティアの影絵の今年度の演目は『うらしまたろう』
メンバーの高齢化と人数不足で、新作を作らなくなって10年弱。
それでも演目が決まったら前と同じように演じるのではなく、必ず台本や人形の動きの見直しをしてリニューアルするようにしている。
今回は特に大幅リニューアル!前回演じたときより2人少なくなっているので、部品を減らし光(照明)を多用することに。
台本は、最後村に戻ったうらしまが家を探すシーンをカットして短くした。
ちょっとブレイク
アイ〜ン!
昔話には残酷なものもある。例えば、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」は継母が口減しのため子どもを捨てる。
でも私たちは今まで、昔話を今風にアレンジしないよう台本を作ることを心がけてきた。
今回リニューアルした台本をメンバーに読んでもらったところ「子どもが子ガメをいじめるシーン。"いじめていました"じゃなくて、"遊んでいました"のほうがいいんじゃない?」と言う人がいた。
「いやいや、いじめられていた子ガメを助けないと竜宮城に行けないよ」
「でもいじめって使っていいのかな?"棒や石で叩いたりして遊んでいました"は?」
棒や石で叩いたりして遊ぶってなんだよ!それこそイジメだろ!と心でツッコミながら「いじめていた子をうらしまが諭して改心させてるからいいんじゃない?」と、このままいくことになった。
ちなみにこのシーン、前回やったときは、いじめをやめない子どもにお金を渡してやめさせるとなっていたので(ほとんどの本はこうなっている)それはやめることにした。
ここまでではないにしろ、いろんなことを考えてしまうのは事実だ。
「ヘンゼルとグレーテル」は"意地悪な継母""子どもを捨てる""魔女をかまどに突っ込む""継母が亡くなっていたので幸せに暮らす"とつっこみどころが多過ぎて上演する勇気がなく、お蔵入りになった。お菓子の家など、すごくきれいでクオリティーの高い作品だったので残念。
昔話は、冷静に読むと矛盾もたくさんあるし、やまんばや鬼とはいえ殺してしまう場面が多々ある。
それでもそれらはなにかを私たち現代人に教えてくれているはず。
考え方は変わる、反応はしなくてはいけない。でも過剰反応は嫌だ。
葛藤している。
つっぱる
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それでも演目が決まったら前と同じように演じるのではなく、必ず台本や人形の動きの見直しをしてリニューアルするようにしている。
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台本は、最後村に戻ったうらしまが家を探すシーンをカットして短くした。
ちょっとブレイク
アイ〜ン!
昔話には残酷なものもある。例えば、グリム童話の「ヘンゼルとグレーテル」は継母が口減しのため子どもを捨てる。
でも私たちは今まで、昔話を今風にアレンジしないよう台本を作ることを心がけてきた。
今回リニューアルした台本をメンバーに読んでもらったところ「子どもが子ガメをいじめるシーン。"いじめていました"じゃなくて、"遊んでいました"のほうがいいんじゃない?」と言う人がいた。
「いやいや、いじめられていた子ガメを助けないと竜宮城に行けないよ」
「でもいじめって使っていいのかな?"棒や石で叩いたりして遊んでいました"は?」
棒や石で叩いたりして遊ぶってなんだよ!それこそイジメだろ!と心でツッコミながら「いじめていた子をうらしまが諭して改心させてるからいいんじゃない?」と、このままいくことになった。
ちなみにこのシーン、前回やったときは、いじめをやめない子どもにお金を渡してやめさせるとなっていたので(ほとんどの本はこうなっている)それはやめることにした。
ここまでではないにしろ、いろんなことを考えてしまうのは事実だ。
「ヘンゼルとグレーテル」は"意地悪な継母""子どもを捨てる""魔女をかまどに突っ込む""継母が亡くなっていたので幸せに暮らす"とつっこみどころが多過ぎて上演する勇気がなく、お蔵入りになった。お菓子の家など、すごくきれいでクオリティーの高い作品だったので残念。
昔話は、冷静に読むと矛盾もたくさんあるし、やまんばや鬼とはいえ殺してしまう場面が多々ある。
それでもそれらはなにかを私たち現代人に教えてくれているはず。
考え方は変わる、反応はしなくてはいけない。でも過剰反応は嫌だ。
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tsukko0613 at 08:30|Permalink│Comments(0)
2024年03月17日
またひとり…
昨日は今年度最後の影絵の公演だった。
今年度は7ヶ所8公演、昨年度まで30分の短縮バージョンだった上演時間も通常の50分バージョンに戻った。
図書館でのお客さんはまだ予約制だけれど、少しずつ人数も増えてきたし。昨日は大人と子ども合わせて45人。
影絵クイズのとき、大きな声で答えを言う子どもたちが可愛かった。
ちょっとブレイク
昨日の公演で仲間がまたひとり引退した。
彼女は会の創設メンバー。なんと41年!26年の私なんて彼女に比べたらまだまだひよっこだ。
昨年引退したメンバーのブログはこちら↓
http://tsukko0613.livedoor.blog/archives/21536070.html
後期高齢者の年齢になって、体力や根気ややる気やいろんなことが衰えきたらしい。少し離れたところから来ている彼女は、片道30分の車も不安になってきたそうだ。
たしかにこの数年は、体調を崩すことが何回かあった。
彼女は1番分かり合える存在で、感性が近いのだろう…例えばコンマ何秒の間の取り方・言葉の抑揚など、私がう〜ん?と思っていると彼女が必ず指摘してくれる、そんな感じだった。
だからすごく居心地がよくて、安心して作品を作ることができた。
引き留めたかったけれど「〇〇さんならわかってくれるよね」と言われて、うなづくしかなかった私。
そんな大黒柱のような彼女が去っても、会はまだ続いていく。
次の活動日からは来年度の準備が始まる。
舞台の前で
「Nさん、お疲れさま」
公演の日はみんな目立たない服を着ています
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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図書館でのお客さんはまだ予約制だけれど、少しずつ人数も増えてきたし。昨日は大人と子ども合わせて45人。
影絵クイズのとき、大きな声で答えを言う子どもたちが可愛かった。
ちょっとブレイク
昨日の公演で仲間がまたひとり引退した。
彼女は会の創設メンバー。なんと41年!26年の私なんて彼女に比べたらまだまだひよっこだ。
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後期高齢者の年齢になって、体力や根気ややる気やいろんなことが衰えきたらしい。少し離れたところから来ている彼女は、片道30分の車も不安になってきたそうだ。
たしかにこの数年は、体調を崩すことが何回かあった。
彼女は1番分かり合える存在で、感性が近いのだろう…例えばコンマ何秒の間の取り方・言葉の抑揚など、私がう〜ん?と思っていると彼女が必ず指摘してくれる、そんな感じだった。
だからすごく居心地がよくて、安心して作品を作ることができた。
引き留めたかったけれど「〇〇さんならわかってくれるよね」と言われて、うなづくしかなかった私。
そんな大黒柱のような彼女が去っても、会はまだ続いていく。
次の活動日からは来年度の準備が始まる。
舞台の前で
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tsukko0613 at 08:30|Permalink│Comments(0)
2023年11月29日
「・・・ テンの毛あちこちに」
昨日はボランティアの公演前最後の練習。
舞台の準備をしているとメンバーのひとりに後ろから声を掛けられた。
「背中に毛がついてるよ」
「ああ、猫の毛だわ。何色?」
「白」
「じゃあテンちゃん、下の男の子」
そんな会話をしながら、前の日に見たプレバトの一句を思い出す。
『着膨れた背中 猫の毛あちこちに』
忙しくて見ていなかった先週のプレバト。お題は"コロコロ"お掃除するやつね。
これは名人5段・皆藤愛子さんの作品。
なかなかいいよね。
見事1段昇格しました。
ぼくの毛みんな可愛いって言ってくれた?
『まんまるの背中 テンの毛あちこちに』
評: まんまるの背中が、飼い主のなのかテンのなのかわかりにくいです。季語もありません。何よりパクリですね。
これは才能ナシです。
センキュー
クイズの影絵もなんとか完成しました!
さあ、週末から3週連続公演だ!
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「背中に毛がついてるよ」
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「白」
「じゃあテンちゃん、下の男の子」
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『着膨れた背中 猫の毛あちこちに』
忙しくて見ていなかった先週のプレバト。お題は"コロコロ"お掃除するやつね。
これは名人5段・皆藤愛子さんの作品。
なかなかいいよね。
見事1段昇格しました。
ぼくの毛みんな可愛いって言ってくれた?
『まんまるの背中 テンの毛あちこちに』
評: まんまるの背中が、飼い主のなのかテンのなのかわかりにくいです。季語もありません。何よりパクリですね。
これは才能ナシです。
センキュー
クイズの影絵もなんとか完成しました!
さあ、週末から3週連続公演だ!
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